2017年 日本旅行 9日目 (PART1)

京都2日目: 二条城

前日に、沢山の観光スポットを一気に回って
疲れ果てて、早い時間に眠りについた私達。

起きたのは朝の6時半ごろ。

この日は、福知山に住んでいる叔母と、京都駅で待ち合わせして、
そのまま一緒に二条城と南禅寺に観光することになっていました。

でも、叔母との待ち合わせまで大分時間があったので、
私達がまずしたことは、

近所のコインランドリーで洗濯

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日本のコインランドリーに来たの、もう10年以上ぶりの私。
値段が高いことにビックリ。
小さめの容量のやつで、洗うのと乾燥両方で800円。
大きい容量で1200円。

アメリカでは洗うのがだいたい200円くらいで、乾燥もそのくらい。
半分くらいの値段ですね。
でも、アメリカでは洗剤は自分のを持ち込まなきゃいけないし、
洗うのと乾燥が別々になってるので、いちいち入れなおさなきゃいけないですが。
(洗濯乾燥を一つの機械でとか、そういうテクノロジーがないからアメリカ・・・)

で、安いほうの、小さい容量の方を使いたかったのに、そちらが壊れてて、
やむなく1200円。

それでも、蒸し暑くて汗をたくさんかいてるのに
実家を出てから4日間洗濯できてなかったので
どうしても洗濯したかった。

ただ、また京都を離れる前に絶対洗濯したいなと思っていたので、
ここを経営する会社に、「問題があれば連絡ください」と書いてあった
連絡先の張り紙をみてメールしてみました。

安いほうの機械が壊れていて、エラー表示が出てるので直してもらえませんか、と。

さて、洗濯を終えて、身支度をして、向かったのは京都駅。

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この日も京都は猛暑。
ものすごい暑さと湿気の中、首にタオルをかけて準備万端のモーリス。
叔母を待つ間に、京都駅周辺で写真を撮りまくっていると、
先ほどのコインランドリーの会社からメールが。

「連絡ありがとうございます。できるだけ早く修理します。」
とメールが返ってきました。

びっくり。

どうせああいうメールしたところで無視されるのが落ちだろうと
アメリカ基準で考えていた私。

え?まじで?すごくね?とモーリスと二人で感動。

「問題あったら連絡ください」って張り紙、
本当に問題解決するつもりがあったんだね!
(いやいや、アメリカではそういう理屈が通らないですからねぇ)

めちゃ感動していたら、叔母が到着~。
福知山からわざわざ電車で来てくれました。

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大好きな叔母との何年かぶりかの再開。
超たのしみです~。

京都駅からバスに乗って、やってきたのは、二条城!

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前回京都に来た時に、どうしても行きたかったのに
時間がなくて行けなかった二条城。
今回、やっと夢が叶いました。

大政奉還からちょうど150年の今年。
ここが大政奉還が行われた場所ということもあり、楽しみです。

二条城は、1601年に、徳川家康が西日本の諸大名に命じて作らせ、
二の丸が完成したのは1603年。この時に初めて家康が入城。
大坂冬の陣・夏の陣も、ここから出陣したそうです。

チケットを購入して、中に入ると、まず目に飛び込んでくるのが、
豪華な唐門。

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家康って、倹約家で知られているけど、
人に金出させる時は豪華なもん作るんだね(笑)

天皇をお守りするという大義名分のもと、
実は天皇の動向を見るため、牽制の意味も込めて築かれたという二条城。
でも西日本の諸大名の財力を削るのも目的の一つだったでしょうね、きっと。

で、唐門を抜けると見えてくるのが、車寄というところ。

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読んで字のごとく、訪問する来客の車がここに止まりました。
皇族は牛車に乗ってくるので、中まで牛が入っていけるよう広々しています。

金の装飾もすごいですが、彫刻がすごいです。
二条城の欄間にある彫刻は、すべて表裏のデザインが違うのだそうです。

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で、車寄を通り抜けると二条城の建物に入ることができます。
そして、もちろん、中は撮影禁止!

もぅー、日本、ていうか京都、どうしてどこも撮影させてくれないのさ!
フラッシュたかなければいいじゃん!

奈良とかもっと古い建物でも写真OKなのに。
シカゴ美術館も写真撮りまくりだよぅ。。。

とにかく、また誰かのHPから写真を拝借しながら説明すると、

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遠侍(とおざむらい)、式台、大広間、ソテツの間、黒書院、白書院と、
以上の6棟が立ち並んでいます。

遠侍が一番大きいですね。
城へ参上した大名が待ったりする部屋や
勅使と面会する、勅使専用の部屋もあります。

どの部屋も↓こんな感じで

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金ぴかのふすま、天井、すごい欄間彫刻が施されているんですが、
ふすまや彫刻のデザインテーマ、モチーフがそれぞれ部屋によって違います。
例えば、遠侍の1~3の間までは虎と豹、勅使の間は桜と山の絵、など。
あとは部屋の名前から推測できる通りです。

そして大広間に近づくにつれ装飾も豪華になります。

続いて簡単に各棟の機能を説明すると、

式台は参上した大名が老中とあいさつを交わしたところ。
将軍への献上品はこの部屋で取次ぎ。

大広間は将軍が諸大名と対面した部屋で
二の丸御殿の中で最も格式の高い部屋。

大政奉還もここで行われました。

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↑大政奉還の様子が人形で再現されていました。
(てか、ネットでこの写真が見つかるってことは、誰かがこっそり撮ってるんだよね!?)

いやーでも、人形とは言え、この様子、かなり迫力があって、
叔母と二人で、世が世なら、私たち一般ピーポーは、
この城の門や堀にさえ近づけなかったよね、と言ってました。

こういう所に気軽に来れる現代に生まれて良かった。

黒書院は将軍と親藩大名・譜代大名の内輪の対面所。
装飾から派手さはなくなりますが、
かなり手の込んだ、繊細なアートです。

白書院は将軍が生活するところ。

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大広間あたりまでの金ぴか感がなくなって
襖絵も、水墨画的な落ち着いた感じに。
これはこれで綺麗。

ちなみに蘇鉄の間は渡り廊下みたいなところですが、
ソテツのアートが至るところに。

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蘇鉄は当時とても珍しくて、
まさに私たちが数日前に伊万里市を見て回った、
あの藩、鍋島藩から
ここに一本献上されてそれから大切に育てられているんだと。

あたたかい九州ではよく育つけど、京都では手入れが大変なのだとか。
冬になったら藁を巻いて、丁寧に丁寧に寒さから守るんだって。
そりゃぁアートにもしたくなるわ。

二の丸の全部の部屋数は33部屋。800畳あまりだそうです。

そして外に出ると、二の丸庭園。

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すごくきれいです。
日本庭園が大好きなモーリスは写真を撮りまくり、
その様子を叔母が面白がって撮っています。

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モーリスの横にあるのが、鍋島藩から献上されたソテツ。
立派ですね。

で、叔母の後ろにあるのが、さっき中を見学した黒書院で
モーリスの後ろにあるのがソテツの間の渡り廊下。

ソテツアートを楽しみながら廊下を渡って、
窓を開けると、本物のソテツの景色とともに
庭園の様子が楽しめるということですね!
風流!

二の丸庭園を堪能して本丸外側にある内堀へ

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堀だけでも超きれいで、暑さが少し薄らぐ気がします。

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この堀にかかっている橋を超えて、
さらに本丸櫓門を抜けます。

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すごい重厚なつくりの門構えですね

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そして中に入ると、本丸庭園

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芝生のきれいさが半端ないですね。

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で、この奥に進むと、本丸御殿があるのですが、

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見ての通り、中に入れません。
残念です。

しかも、二の丸からここまで歩くのにかなりかかりました。
まあ、ゆっくり見ながら歩いたというのもあるけど
私は結構ここでバテ気味で、
天守の跡まで登って見に行く気力がありませんでした。

なので、私たちは清流園にあるお茶屋さんで一服することに。

と、言っても、清流園までまだまだの道のり。

坂道を上ったり、下ったり

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石の階段を上ったり、下ったりしながら、
入ってきたときとは別方向から、また内堀を渡ります。

ちょっと涼しいー。

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堀を見ながら歩く砂利道。
見た目は涼し気だけど、暑くて日影がなくて結構つらい。

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で、ようやくやってきた清流園。
この庭園に通じる門が北仕切門。

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やっぱりこのあたりって攻め込まれたら終わりだからでしょうか、
二の丸入口のお客様用の豪華できらびやかな門に比べると
いかにも「戦ってやる」感がありますね。

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この門を抜けたらすぐに、有名な七石があります。
正式な名前は加茂七石。

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鴨川の上流で採石された銘石なのだとか。
私に石やコケなどの価値はよくはわからないのですが、
とにかく日本一高いお値段の石たち。

そうして、ようやく辿りついた清流園。

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その名の通り、川の流れがとてもきれい。

そしてこの庭にひっそりと建っているのが和楽庵というお茶どころ。

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ここで縁側に座って冷たいお茶とかき氷を食べました。

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結構な量ですよね。
私と叔母は抹茶のかき氷を分けて食べました。

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お店の人に、「この建物ってどのくらい古いんですか」って聞いたら
知らないと言われてしまったので、
グーグル先生に聞いたら、なんと、
この清流園とお茶処、昭和に入ってから
観光のために建てられたみたいです。

色んなところから銘石を集めて作られました。
ザ・日本庭園。みたいな。

昭和39年(1964年)。
戦後日本の経済が徐々に成長していた時期ですね。

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かき氷食べて、すっきりして出てきました。
この後、冷房の効いた資料館で
涼みました二条城についてもっと詳しく勉強しました。
もちろんここも撮影禁止。

二条城をあとにする直前の最後の一枚。

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おばが撮ってくれるというのでお願いしましたが、
めっちゃ指入ってる!(笑)

そして、この東大手門のところで、
私の手拭いがなくなっていることに気がつきました。

たぶん、清流園か資料館でなくしたのだろうけど、
またそこまで歩いて戻って、また大手門まで歩いて帰ってくる気力がなく
手ぬぐいはあきらめました|д゚)

歩き疲れた私たちは、
二条城のすぐ近くのラーメン屋さんに入ることに。

ここで、冷やしラーメンというものを食べたのですが、
それがおいしいこと!

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モーリスも私も、冷たいラーメン初挑戦でした。

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それにしても二条城広かった。
もう少し気温が涼しかったら一日中過ごせそうです。

しかし、すごいですよねぇ。
昔の大名たち、金あったんだねぇ。

やっぱり戦をするとなるとお金がめっちゃいるので、
武士たちは日ごろ慎ましい生活をしてでもせっせと貯蓄に励んだわけでしょうけど
昔も今も軍事費用にまわさるはずだったお金を、
別のことに使うと、もっと文化的な世の中になると思いませんか。

ちなみにアメリカでは軍事費だけで、国民の貧困が一瞬で解決して
国民全員が大学までタダで行けるそうですよ。

このあと私たちは次なる観光地へ行くのですが
長くなるのでPART2に続きますー!

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リサ&モーリス

Author:リサ&モーリス
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こんにちは。2009年に日本からアメリカ、シカゴに引っ越して以来、新しい文化、価値観、人々、食べ物に出会いながら楽しく生活しています。ここでは主に私の好きなことやもの、特にDIY、収納やインテリアに関するプロジェクト、料理、などなどを皆さんと一緒にシェアしたいと思っています。一人の日本人教師が異国の地で新しい文化を学びながら暮らしている様子を綴ったブログです☆


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